種類豊富な「差し上げる」という敬語の応用方法とは?

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日本語は特に難しい言語として
世界から注目されています。
そんな日本語の魅力に引き込まれるように
日本に興味を持ってくれる外国人が
多くなってきているといいます。

そんな中、日本語を話す日本人さえも
日本語につまずく事があるといいます。
それは敬語です。

また、社会に出たら敬語は必須であり
できなければ恥をかいてしまうことも珍しくはありません。

そうならないためにも
しっかり学び、身につけておくことが
社会人としての鉄則になっていますね。

今回は「差し上げる」という敬語について
詳しく調べて行きたいかと思います。

「差し上げる」は正しい敬語!?敬語の種類とは?

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最近では、とある企業で「差し上げる」を使いなさいと教わる企業や
使ってはならない敬語だと教わる企業など
様々だといいます。

では、どうしてそのようなことがおこってしまうのでしょうか。

敬語には、そもそも
尊敬語、丁寧語 謙譲語という種類が存在します。
尊敬語は、相手の事に関して、敬って使う言葉です。

丁寧語は、敬う気持ちを含め綺麗な言葉に直すこと。
そして謙譲語は、自分を謙って表現する際に使われます。

「○○の件、明日ご連絡差し上げます」という敬語
自分が相手よりも謙って表現しているために
この場合では謙譲語という表現になります。

相手に合わせて表現を変える!?ビジネスシーンでの応用

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では今回「差し上げる」が謙譲語
つまり、自分の事をへりくだる際に使うのは
正しいことがわかりました。
ただし、この「差し上げる」のあげるに関して
あまりいい印象を持たない方もいます。
ちょっと上からのような気がするのでしょう。

その場合は空気を読んで
「お電話させていただきます。」
「お電話させていただいてもよろしいでしょうか」
などと噛み砕いて丁寧に表現することも
一つの手だと思われます。

そこは見極めが肝心ですね!
その力も必要になってきます。

では相手にしてもらいたいとき
例えば「○○の件、明日お電話差し上げてもらえますでしょうか」
と相手の電話を要求してしまっては
もう大変失礼な事になってしまいますよね!
電話をするのはお相手です。
謙ってしまっては行けません。

この場合
「○○の件、明日お電話頂けますでしょうか」などが一般的です。
分の頭に軽く謝罪の意味を込めて
大変お手数おかけしますが
などと付けることもいい敬語でしょう。

いかがでしたでしょうか。
少しのニュアンスで、全く感じが変わってくる敬語
しっかり身につけていきたいですね。

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