「借りる」を敬語で表すには?失礼のない言葉遣いをしよう!

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様々な言葉が一日のうちに何度も交わされる中で、正しい敬語を使えているかどうか、再確認する社会人が増えてきているように感じます。

ビジネスマナーとして言葉遣いは鉄則であり、間違った言葉遣いは自分の社会人としての評価も下げてしまう可能性がありますよね。

ビジネスマナーの本は書店でも多く販売されており、一冊は持っておきたいアイテムです。
学生のうちから、マナーに興味関心があればいいのですが
社会に出て急にできる人は少なく、多くの方が躓きがちです。

そんな言葉の中でも、今回は「借りる」という言葉遣いについて、敬語について詳しく紹介していきたいかと思います。

目上の方に対して「借りる」ときに使う敬語とは?

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敬語にもさらに種類があり、「尊敬語」「丁寧語」「謙譲語」の3つに分類されます。
話す相手の立ち位置や、自分の置かれている環境など、様々なシーンで使い分けをしなくてはいけないため大変です。

課長が何か物を「借りる」場合

・昨日課長が資料をお借りになる

といったように「お借りになる」という敬語の表現になります。

・昨日課長が資料を借りた

これらはタブーな言葉遣いです。

「借りる」といった言葉の前に「お」を付けて、語尾を丁寧にすることで
相手をしっかり立てることができますね。

丁寧な言葉で「借りる」を敬語に直すには?

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丁寧語に関してはとても簡単です。
語尾に「ます」「です」などといった言葉を付けるといいでしょう。

・この資料を借ります。

このような「借りる」に「ます」を付けると言葉遣いが丁寧語に値します。
また、自分をへりくだてて相手を立てる「謙譲語」についてですが
目上の方に対して何か物を「借りる」というシチュエーションの場合はどうでしょうか。

・課長の資料をお借りしてもよろしいでしょうか?

このように「お借りしてもよろしいでしょうか?」という表現になります。

・課長の資料を拝借いたします。
といったように「借りる」を「拝借」に置き換えても敬語として成り立ちますね。

尊敬語と間違わないように注意したい言葉です。

いかがでしたでしょうか?

一言に「借りる」と言ってもこんなにたくさんの敬語がある事がわかりました。

使い方を間違えないように、様々なシーンに対応して、これらの言葉を使い分けていければいいですね。

正しい敬語で、円滑に仕事が進んだり、自分の評価が上がることは間違いありません。マナーある社会人に一歩近づけるかもしれませんね。

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