「来る」の敬語と尊敬語の正しい使い方とは?

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社会人になると
敬語を正しく使えて当たり前になってきます。

そのために私たちは日頃から様々な方とお話をしながら
正しい敬語を学び、しっかり身につけて行くことが
必要となってくるのです。

しかし、そんな中で正しい敬語を使えないとなると
仕事をしていく上でも問題が出てきますし
人としての評価も
もしかすると下がってしまうかもしれません。

ここではそんな敬語でよく使う
「来る」の敬語について
特に尊敬語について正しい使い方など
紹介していきたいかと思います。

「来る」の敬語についてこれは間違い?正しい?

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「来る」という表現を敬語で使うには
来るのが誰なのかどういう立ち位置なのかをしっかり踏まえたうえで
話して行かなければなりません。

特に尊敬語に関しては相手を敬うために使う言葉です。
まず、どのような表現があるのか紹介していきたいかと思います。

「来る」という言葉の敬語に
「参る」という表現があります。

この「参る」は敬語の中でも謙譲語という部類になり
自分自身が動く際に使います。

・あす社長が参ります。

このように相手が来る場合
または目上の方が来る場合には使ってはいけない表現です。

・あす私がそちらに参ります。

このように自分を指す場合に使いましょう。
また、参る以外にも「伺う」などという言い方もあります。
臨機応変に使い分けて行きたいですね。

では、「来る」のが目上の方や取引先
お客様などですとどう敬語に直せばいいのでしょうか。

その時に考えるのが尊敬語になります。
相手を敬う言葉遣いになるのでいいでしょう。

「来る」の尊敬後は「いらっしゃる」ということになりますので

・あす社長がいらっしゃいます。

という言い方が正しい一般的な敬語、尊敬語に値します。

「来る」の尊敬語の正しい使い方

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ではそのほかにどのような「来る」の尊敬語が
存在しているのでしょうか。

「いらっしゃる」以外に「来られる」という
尊敬語が存在します。

これはおおかた、来る相手に対して話す際に使う尊敬語ですが
目上の方にはあまりよろしくはありません。

その際「おこしになる」という尊敬語が
一番使いやすいでしょう。

・社長、明日は気をつけておこしくださいませ

そのように話せば、相手は悪い気をする事はないかと思います。
いかがでしたでしょうか。
「来る」の尊敬語はいくつかの表現があることが分かりました。
正しく使い分けて、気持ちの良い敬語が使えるように
今からしっかり学び
マスターしていきたいものですね。

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