「頑張ってください」は敬語?目上の人を応援する時の正しい尊敬語

ganba2015062902

誰しも、この人を応援したくなって
「頑張ってくださいね!」などと言葉をかけることって
あったりしますよね。

しかし、その応援したい気持ちが
しっかり伝わっている言葉なのでしょうか。

また、ビジネスシーンで使う言葉では
この「頑張ってください」という表現は
敬語なのでしょうか。

丁寧な言葉でこの応援したい気持ちを伝えるには
どうすればいいのでしょうか。

ここでは、その「頑張ってください」という
敬語について、詳しく調べて行きたいかと思います。

「頑張ってください」は敬語?応援したい気持ち

ganba2015062901

先輩や、上司に励ましの一言を送りたい
そう思うシーンは社会に出ればたくさん存在します。
正しい敬語で思いを伝えることは
社会人として当然できなければなりません。

しかし、この「頑張ってください」という言葉は
果たして敬語なのでしょうか。

親しい間柄ではこの「頑張ってください」は
言いやすい励ましですが
親しくない間柄ですと違和感がありますよね。

その違和感、あながち間違いではありません。
「頑張ってください」は目上の方に対する敬語ではないのです。

目上の方に励ましの声をかける際
正しい敬語は以下の通りです。
「ご成功をお祈りしております。」
「ご活躍をお祈りしております。」
このような敬語であれば、受け取る相手も違和感なく
気持ちよく思いを受け止めてくれそうですね。

目上の方への尊敬語「頑張ってください」はあるのか

ganba2015062903

上記で紹介した敬語は
確かに距離の遠いお相手にはいいかもしれません。

しかし、少し距離の近い先輩や、上司には
どこか他人行儀で余所余所しい。
とても冷たく感じられてしまいます。

ここがこの「頑張ってください」の敬語の難しいところなのですが
この距離感でかける言葉が全く変わってくることも事実です。

例えば「お励みください」はどうでしょう。
「頑張ってください」の尊敬語に値しそうなのですが
この言葉もどこか上から目線のような雰囲気を
少し感じませんか?

その際、固くなく、しかも相手が少し身近な場合に
「頑張ってください」という言葉を
以下のように変換すると良いでしょう。

「期待しています。」
「陰ながら応援させていただきます。」
「御健闘をお祈りします」
「(ますますのご成功を)お祈りしています」
「(お忙しい毎日ですから)どうぞご自愛くださいませ」
「(いつもご活躍を)応援しています」

など、表現は様々です。

この中から一番適切な表現や、敬語を探せる人になれれば
感じの良い敬語が使えるようになりますね。
いかがでしょうか。
応援の言葉には様々なものがあるのですね。
正しい敬語でマナーある人材になりたいですね。

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