「わざわざ」の正しい敬語の使い方を身に付けよう!
正しい敬語を使えていると
自信がある方はどれくらいいるでしょうか。
新人研修では毎回必ずビジネスマナー敬語を取り入れている企業は
当たり前のように増えて来ているようです。
言葉使い一つで
仕事がうまくいくか、いかないかが
左右されてしまう時も多くあります。
きちんと社会人として
正しい綺麗な敬語がスマートに話せる
大人になっていきたいものです。
ここでは「わざわざ」という言葉の
敬語について詳しく調べて行きたいかと思います。
「わざわざ」という言葉の意味は?敬語で使っていい?
「わざわざ」という言葉を話すには
まずこの言葉の正しい意味を知る必要があります。
「わざわざ」という言葉の意味は
しなくてもよいことを敢えてしたり
普通はしないな、ということを
特別にするなどと言う
そういうニュアンスを表す副詞という立場の言葉です。
では、この例文はいかがでしょうか。
・わざわざ明日の会議の資料を至急まとめました。
結構角がたってしまう内容になってしまっていますよね。
この例文を見てわかるかと思いますが
自分がしたことに関して使ってしまうと
結構強気の言葉になってしまいます。
敬語というのは難しいのですが
まずは、その対象が誰なのか
そこを捉えてから話して行けなければなりません。
「わざわざ」という言葉に関しては
自分に使ってしまうと
してやった感がでてしまうのです。
無駄なこと、余計なことをしてやった
そんなニュアンスが敬語で出てしまってはいけません。
「わざわざ」は相手に対して敬語に表すとベスト!?
「わざわざ」という言葉を敬語に取り入れていくには
まず、相手がしてくださった事にかんして敬うように
敬語に取り入れて行くといいでしょう。
・わざわざ明日の資料をまとめてくださりありがとうございます。
このような例文からわかるように
ただ、まとめてくれてありがとうという言葉を話すより
相手の好意を敬う形で「わざわざ」を頭に付けると
結構相手の気持ちを考えて敬語にしており
受け取る相手もそんなことないよと言わんばかりに
嫌な気持ちにはならないかと思います。
しかし、
・わざわざお越しいただかなくても、こちらからお伺いしましたのに
こうなって来ると
相手のせっかくの好意が打ち消されてしまい
あたかも迷惑のような受け取り方をされてしまっても
仕方がないかと思います。
「わざわざ」は敬語に取り入れるととても柔らかく
受け取りやすくなる反面
このように一歩間違えれば失礼にあたってしまいますので
気をつけて使っていきたい言葉ですね。