「いってらっしゃい」の敬語は?気持ちよく上司を送り出す言い方
自分では丁寧で正しい敬語を話しているつもりでも、実は間違いだったり、相手に失礼な言葉遣いをしてしまっていたり…。
日本語の難しさや、奥ゆかしさというのは、日本人でさえもたまに難しく感じてしまうこともあります。
社会に出ると、その事を実感する機会が多くなり、ビジネス本やマナー本の売れ行きは年々上がってい行く一方です。
それだけ私たち自身にも関心が深い敬語力ですが、こういう時どう表現したらいいのかわからないと悩んでしまう前に今からしっかり身に着けていきたいものです。
今回はそんな言葉の中でも「いってらっしゃい」という表現の方法について詳しく紹介していきたいかと思います。
「いってらっしゃい」と敬語で言いたいけれど。
同じ会社内で、外回りに出る人へ「いってらっしゃい」という気持ちは誰でも表現したい感情です。
その一言をもらうだけで、受け取る方は、ありがとうという感謝の気持ちを抱きます。
また、伝えた側も気持ちよく送り出すことができ、周囲の方へ思いやりのある方だなという好印象を与えることができます。
自分の社会人としての価値ではなく人間力が光るシーンなのではないでしょうか。
しかし、その外出する方が目上の方、社長や上司だった場合「いってらっしゃい」という一言はあまりにフランクで、馴れ馴れしく感じてしまいますよね。
となると、どのような一言で送り出すのが一番いいのか、迷ってしまう気持ちは十分に伝わってきます。
そもそも「いってらっしゃい」は、「いってお出でなさい」という言葉を丁寧にした敬語にはなります。
でもやはり使うことができるのは同僚や部下へ対しての一言である事でしょう。
「いってらっしゃい」を目上の方に使いたいときの敬語
ではどのように表現すれば目上の方に対して気持ちよく受け取ってもらえる敬語になるのでしょうか。
それは意外と簡単です。
「いってらっしゃいませ」のように最後に「ませ」を付けることで相手を敬い、綺麗な敬語で送り出すことができます。
また、その前に「お気をつけて、いってらっしゃいませ」となると、「道中も気を付けてくださいね。」という気持ちも伝わり、思いやりがプラスされます。
いかがでしたでしょうか?
「いってらっしゃい」はしっかりとした敬語のため、間違いではないのですが違和感から正しいのかと不安になってしまうのは仕方がないことでしょう。
思いやりのある一言を添えることのできる社会人になっていきたいですね。