「分からない」の正しい敬語とは?あなたのビジネスマナーは大丈夫?

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学生のうちは何となくできていればよかった敬語でも
社会人となればできて当たり前というのが現実です。

特に新社会人ですと、周りはみな目上の方ばかりで、しっかりとした言葉遣いができていないとコミュニケーションすら取り辛くなってしまいます。

学生のうちから正しい言葉遣いを意識して、自主的に勉強している方も少なくはありません。
いざ社会に出たというときに綺麗な敬語、言葉のコミュニケーションは自分の価値をしっかりとアピールすることができますね。

そんな敬語の中でも「分からない」という言葉の表し方について詳しく紹介していきたいかと思います。

使い分けが重要!「分からない」の敬語とは?

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「分からない」という言葉はどこかマイナスなイメージがある言葉であるがゆえに
言いにくいと感じる方もいるかと思います。

しかし、「分からない」ことをあやふやにしてしまいますと、仕事が円滑に進められなかったり、ミスをしてしまうことや、相手に迷惑をかけてしまうことも考えられます。

自分の中で理解できなかった部分があるならば、意思表示をすることはとても大切です。
正しい言葉で表現をすれば必ず相手は理解してくれます。

まず、一番簡単なのは丁寧語です。
言葉を丁寧に表現するもので、今回の「分からない」の場合「分かりません」と直せば丁寧語になります。

・先日のデータを見る限りどこにエラーが出ているのかが分かりません。
といったように置き換えます。

丁寧語も覚えておきましょう。

尊敬語と謙譲語に違い「分からない」の敬語表現は?

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では、残りの尊敬語と謙譲語について紹介していきます。

まず、上司やお客様、取引先に対しての言葉遣いは敬語の中でも尊敬語を使う必要があります。「分からない」の主体がその目上の相手である必要があります。

・社長は明日の会議の時間をご存知ありません。
といったような例文になります。

また、自分が「分からない」の主体の場合
自分をへりくだてて、相手を立てる謙譲語を使います。

・私は明日の会議の時間を存知あげません。
といったような表現です。

しかし。少し強めに否定感を感じるため、柔らかいイメージを与えるならば
・私は明日の会議の時間は分かりかねます。
というように「分かりかねます」という表記だといいでしょう。

接客業に多く用いられます。

いかがでしたでしょうか?
一言「わからない」を使えるにも多くの敬語の表現があるのですね。
これらをしっかりと押さえておけば「分からない」ことを相手に伝えることができます。
覚えておきたいですね。

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