「目を通す」は間違った敬語?正しい使い方は?

mewo2015063001

学生のうちでも、敬語を使うシーンは多く
社会に出てもきちんと使えると思っている方も多いかと思います。

そんな中で、新社会人が仕事を始めて
一番最初につまずくのが敬語だと言われています。

自分ではそんなつもりはなくても
正しい敬語ではなかったために
相手に違うように伝わってしまったり
誤解をされて嫌な気持ちにさせてしまうことだってあります。

いくら仕事が出来ても
人間と人間のやりとりなので
そうなってしまっては
円滑に仕事が運ばなくなってしまうこともあるでしょう。

そうならないために
私たちは社会人として
まずは気持ちの良い、正しい敬語を
身につけておく必要があります。

今回、ここでは「目を通す」という敬語について
詳しく調べて行きたいかと思います。

「目を通す」という敬語の意味は?

mewo2015063002

目を通すという敬語を聞いた場合
どのような印象を持ちますでしょうか。

この「目を通す」という言葉の意味には
「ざっと目を通す」「軽く一読する」というように
軽く読んだり、見たり、確認して欲しい内容に対して
使う言葉、敬語のようです。

また、その軽い印象から
目上の方や、取引先、お客様などに使ってしまうことは
あまり好ましくないようです。

知らず知らずのうちに
使いやすい敬語だからといって
内容に関係なく、お相手に関係なく
使ってはいないでしょうか。

もしかすると、相手に誤解を招いてしまっているかもしれませんね。
正しい言葉に直し、身につける必要がありますね。

「目を通す」の敬語の正しい使い方と応用方法

mewo2015063003

では、どのように「目を通す」という意味を
お相手に伝えればいいでしょうか。

もし、目上の方などに「目を通す」という意味を
敬語にしたい場合
「○○を一度目を通しておいてください」では間違いです。

この場合は
「○○を一度ご覧いただけますか」
「○○をお読み頂けますか」などが正しい敬語で
一般常識になります。

そうすれば、相手も気持ちよく読んでくれることでしょう。
円滑に仕事が進んでいきそうです。

更に丁寧に伝えたい場合
「○○をご一読いただけますでしょうか」がいいでしょう。
ただし、この場合かなり堅苦しい印象を与えてしまうために
新人の社員が使うには
少し大人っぽすぎる
背伸びしすぎているなどと思われてしまうでしょう。

「ご覧いただけますか」「お読みいただけますか」
この二つが使いやすいかと思います。
また、お願いをする意味を込めて
疑問形にしておくといいかと思います。

正しい敬語で
気持ち良いビジネスライフを
おくりたいものですね。

  • facebookシェア
  • twitterツィート
  • はてなブックマークはてブ
  • Google+Google+
  • RSSRSS
  • PocketPocket
サブコンテンツ

このページの先頭へ